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2021 - 2022

  • 執筆者の写真: H. Inoue
    H. Inoue
  • 2021年12月31日
  • 読了時間: 2分

ボクシングがらみでも、そうでない話題でも、1年前ほどの閉塞感はないものの「コロナ」の文字を見聞きしない日はまだない2021年が、もうすぐ暮れる。

井上 博雅

Hiromasa Inoue


 しばらく行けておらず、次にいつ行けるかの予定もまったく立てられない現状が変わらない中――


McCarran International Airport, Las Vegas _ 2015

 22日にはレフェリーの トニー・ペレス 氏の訃報も目にした。


 同じ名前のメジャーリーガーがいたりするなど、比較的ポピュラー? な名前ながら記憶の片隅にあったのは――1991年9月19日、大阪・守口で辰吉丈一郎がグレグ・リチャードソンを破って世界タイトルを獲得した試合でレフェリーを務めていたから。


辰吉の手を上げる、ペレス主審

 BoxRecでキャリアを確認してみると、いくつもの注目ファイトはもちろん、2001年9月1日の「ウィラポン・ナコンルアンプロモーション×西岡利晃 2」、90年10月25日の「リカルド・ロペス×大橋秀行」、もっと前には1979年1月7日の「具志堅用高×リゴベルト・マルカノ 2」等々、日本で行われた世界タイトルマッチを何度も裁いていた。


 辰吉戦でいえはもう1試合、96年3月3日に横浜アリーナで行われたダニエル・サラゴサとの初戦もまた、ペレス氏がレフェリーだったか。リチャードソン戦とは対照的な内容と結果になってしまったけど…。


◇   ◇   ◇   ◇   ◇


 紆余曲折あって決まった《井岡一翔×福永亮次》戦は、当初予定された要注目興行2つの延期・日程再編による残念感が和らぐ好ファイトだった。


 くる年がゆく年以上によい年となることを願いつつ、早寝せずに年を越す2021年。そして2022年にまた――

2021.12.31

Photo : H.Inoue


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